英語の発音

英語の音の変化「wanna (ウォナ)」と「gonna (ゴナ)」!学校で習わない必須英語!

映画の映画は 英語の音の変化だらけ!

日本人が映画や海外ドラマの英語を聞いて、全然 聞き取れない!と悲鳴をあげる理由は、英語に音の変化があるから!

昔、昔に比べると、最近は、学校の教科書や、英語教材にもCDがついていて、英語の音声が手軽に聞けるので一生懸命、英語のリスニングの練習をしている方も多いでしょう。

でも、英語学習用の教材は、あくまで学習用でありナレーターがはっきり、ややゆっくり英語を読み上げています。

これは、日常話されている実際のネイティブの英語会話とは、違う!

特に、アメリカ英語には、英語のリズムがあって音が弱くなったり消えたりひっついたりするので、ナレーターのゆっくりはっきりした英語が聞こえてくるのを予想していたら、実際の英語は聞き取れない!

英語の音の5つの変化については、この前の記事に書きました。

まだ読んでいない方は、この記事も読んでくださいね。

<英語の音の変化の5つのパターン>

1、CONTRACTION(短縮)

2、REDUCTION(弱化)

3、DELECTION(脱落)ELISION (消失)

4.LIAISON(リエゾン・連結)

5.ASSIMILATION(同化)

>>どうして日本人は英語のリスニングが苦手?まずは「英語の音の変化」5つのパターンを知ろう!

英語の音の変化:「wanna (ウォナ)」と「gonna (ゴナ)」!

今日は、これらの中で、映画や海外ドラマでよ〜く出てくる「wanna (ウォナ)」と「gonna (ゴナ)」について見ていきましょう!

これは、学校では習いません!

Cathy
そう言えば、アランの英語も、wanna や gonna だらけだね。
Cathy
日本人は、無理に、「wanna」と「gonna」と発音しなくてもいいよ。

そうですね。

日本人としては、慣れていないのに無理やり「wanna」と「gonna」と発音しなくてもいいですね。

でも、絶対に「wanna」と「gonna」これらの英語の音の変化の理屈を知ってから英語を聞くと、映画や、海外ドラマ見ても聞き取れるようになりますよ!

 英語の音の変化:「wanna(ウォナ)」

「I want to〜」(〜したい)と言う時、アメリカ人は、「I want to 〜」(ウォンツ ツー)と言う方がむずかしい!

考えないでも自然に、「wanna(ウォナ)」になってしまいます。

「want to」は、ネイティブが、速く話すうちに縮められて「wanna(ウォナ)」に変化するのです。

映画や海外ドラマを見ていたら、「wanna(ウォナ)」「wanna(ウォナ)」と頻繁に聞こえてくると思います。

「wanna」は会話に使われる言葉です。

だから、ビジネスの会議で英語で発表する時や、ビジネス書類などで文章を書く時は、「wanna」ではなくきちんと「want to」にしましょう。

間違えて「wanna」を使ってしまうなら、無礼な人と思われてしまうかもしれません。

私も、話す時「wanna(ウォナ)」がクセになってしまっていますが、目上の方や仕事の場では、あえて丁寧にゆっくり「「want to」と発音するように気をつけています。

 英語の音の変化:「wanna(ウォナ)」:どうして「want to」が「wanna」になるのか?

どうして「want to」が「wanna」になるのか?ネイティブは、そんな理屈をいちいち考えていません。

考えずとも「wanna」になってしまいます。

でも、日本人は、自然に「wanna」にはならないのですから、英語の音の変化を理屈として知ってください。

英語の音の変化:「wanna(ウォナ)」音の変化の順

「wanna(ウォナ)音の変化の順:Step1

「w」の発音は、口を思い切ってすぼめてから「ウ」です。

「wanna(ウォナ)音の変化の順:Step2

wantとtoの2音がつながります。

子音と子音がつながる時は、音節(1音単位)の語尾の子音が消えます。

そして、次の音節の頭の子音を発音します。

wan(t)toになります。

「wanna(ウォナ)音の変化の順:Step3

そして、nと次のtoがくっついたら?

基本のフォニックスの舌の位置を思い出しましょう。

「n」と「t」の 舌の位置は同じです。

nt が続くと、「n」の方が強くて「t」 が 「n」 に飲み込まれる感じで消えてしまいます。

最後の「to」 の「 o」 は「あいまい母音」で、あいまいな「ア」

だから、「wan-na」→「wanna」になってしまいます。

I want a job. の 「want a」 も同じ「wanna」(ウォナ)です。

Wanna〜

「Do you want to 〜?」の略語としても「wanna」が使われます。

 Wanna go out tomorrow? (明日遊べる?)

 Wanna go out tonight?(今夜遊べる?)

 Wanna go to the movie with me?(私と映画に行かない?)

Cathy
アランなんか、省略しまくって、Wanna go ? (ウォナゴー?)とか2語で聞いてくるよね。

 英語の音の変化:「gonna (ゴナ)」

では、「wanna」(ウォナ)の次は「gonna (ゴナ)」です。

「gonna (ゴナ)」の元は、「going to 」です。

この「going to 」って「be going to 」で、学校で習ったよね。

英語の音の変化の「gonna (ゴナ)」の前に、「be going to 」の復習をしましょう!

英語の音の変化の理屈を知っても、もとの意味が分からないと使いこなせないものね。

「going to 」→「gonna (ゴナ)」の前に!:「will」と「be going toー」の違い

まず、「going to」の音の変化の前に、「will」と「be going toー」の違いについて説明しておきましょう。

「will」と「be going toー」も中学生で習います。

でも、この違いを、きちんと説明できる人はすくないのです。

「will」 =「be going to」と思っている人多いのです。

しかし、=(イコール)ではありません。

この違いを中学校で教えてくれないのは、中学の英語のテストを見ても分かります。

中学校の英語の問題集にこんな問題ありました。

下記の文章の( )を埋めて同じ意味になるようにしなさい。

I will study English. = I + ( )+ ( )+ ( )+study English.

こんな問題集あるから、学習者は、「will」と「be going toー」の違いが、はっきり分からないまま高校に進学するのです。

中学のこんな英語の問題集にはとても不満あり!!

「will」と「be going toー」の両方とも未来を表す時に使われます。

日本語では「ーするでしょう」と同じ日本語ですが、「will」 と「be going to」では、微妙なニュアンスの違いがあります。

「be going toー」は、既に決まっている今後の予定を言うときに使います。

「will」は、単純な未来のときや、その場で「ーするわ」と決めた時に使います。また「ーするぞ!」と言う強い意志を表す時にも使います。

例文で説明しましょう!

アメリカに行く航空券の手配をし、宿の予約もして「来月、アメリカに行くと決めて言う時は、どちらを使うでしょうか?

はい。「be going toー」です。

「I'm going to go to the USA next month.」
「アメリカに行くつもりです。」となります。

こんな風に、もう既に計画を立てている場合は、「be going toー」です。

では?「will」は?

まず、「明日は雨でしょう」と言うような単純な未来のとき使います。

単純な予想です。

また、瞬間的に決めたときにも「will」を使います。

「電話が鳴ってるよ。」「はい。私が出ます。」

「The telephone is ringing.」 「OK, I'll get it.」

と、前から予定していなかったのでなく、その瞬間、「ーするわ」と言う時です。

英語の音の変化:「going to →gonna (ゴナ)に変わります。

「going toー」の音の変化の前置きが長くなってしまいましたが、

「going toー」をそのままの形で「ゴーイング ツー」と使うアメリカ人ネイティブスピーカーはあまりいません。

これは、ワザとと言うより、ネイティブは喋っている時に「going to」と言うのは少し面倒くさいので、自然に、「going to」の代わりに「gonna」(ゴナ)となってしまうのです。

「going to」が「gonna」と発音されるくらいにくっついてしゃべるからです。

こらの表現は、日本人は、特に言えるようにならなくても良いと思います。

日本人が英語でカタカナなまりで「アイム、ゴナ」と言っている方が違和感あります。

でも、私が、この音の変化を知ってもらいたいと思う理由は、ネイティブの会話の聞き取りができるようになってほしいからです。

アメリカ人は「gonna」を日常的に使っているので、映画や海外ドラマでも頻繁に耳にする表現だからです。

ビジネス英語でgonna (ゴナ)は?

一般的に、ビジネスの場面ではこうした省略した形の言葉を使わない方が良いとされています。

でも、I'm gonnaは使っていけない表現だとは思いません。

別に、スラングでもありません。

すでにこの表現は英語の一般表現として定着している表現だと思います。

単純に、くっついて早く発音しているだけだからです。

ビジネスの場で、失礼に当たるとは思いません。

が!!

日本では、ビジネスの場で、gonna (ゴナ)を使うのは失礼で使わない方がいい!とそう思っている人たちも多いみたいなので、

あえて、無難に行きたいので、今は、ビジネスの場では、意識的に使わないようにしたほうがいいかもね。

日本人の皆さんは、カタカナ発音でgonna (ゴナ)とは、言わない方がいいでしょう!

でも、映画や、海外ドラマ見ていて、英語のリスニングでは、しっかりgonna (ゴナ)を聞き取りましょう!

英語の音の変化:「going to →gonna (ゴナ)」のいくつかの例文

 「 What am I gonna do?」 (何すればいいですか?)

この英語、この音の変化知らないと聞き取れません!

誰かのお手伝いを申し出る時によく使います。

「what 」の「t」は、「ラ」の音に変わります。

あえてカタカナで書くと、「ワラムアイゴナドウ?」

Alain
ああ、またカタカナが出てきたね。カタカナはダメだよ。

だって、英語の音と、カタカナって全然違うんだから。

Cathy
まあ、まあ、アランの言いたいことは分かるけど・・・カタカナはあくまで参考によ。

 「It's gonna be OK!」(大丈夫ですよ!)

あえてカタカナで書くと、「イッツゴナビーオウケイ」

 「I'm gonna be late. 」(遅れてしまいそうです。)

あえてカタカナで書くと、「アイムゴナビーレイト」

 「Are you gonna work tomorrow?」 (明日は仕事なの?)

あえてカタカナで書くと、「アユーゴナ」

 「He's gonna be thirteen years old next month. 」(彼は、来月13歳になるでしょう。)

あえてカタカナで書くと、「シーズゴナビ」

「I'm not gonna visit Japan next week.」(私は来週、日本に行かない。)

あえてカタカナで書くと、 「アイム ノー(ット)ゴナ」

「not」の「t」は、ほとんど音が消えてしまいます。

英語の音の変化:「wanna (ウォナ)」と「gonna (ゴナ)」のまとめ

I want to go out tomorrow. →「 I wanna go out tomorrow,」 になる。

I' m going to be late.    →「I'm gonna be late. 」になる。

日本人の皆さんはカタカナなまりで「wanna(ウォナ)」「gonna(ゴナ)」とは発音しないでおきましょう。

でも、映画や海外ドラマや、アメリカ人のお友達の英語の聞き取りのため、

「want to」→「wanna(ウォナ)」になる「going to 」→「gonna (ゴナ)」に変わる英語の音の変化は知っておきましょう!

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