英語のリーディング

英語のリーディングのスピードを上げる訓練!おすすめの勉強法3つ

英語のリーディングのスピード:日本の学校での英語リーディングの教育

日本の中学・高校・大学の英語の授業で英語を読む時、スピードについて指摘されたことがありますか?

その答えは、たぶん全員がNo!

大学受験に奮闘している高校生、また大学生の皆さん、かなり難しい英単語まで学校で勉強していて、英語も読んできました。

でも、日本の学校では、英語のリーディングのスピードは関係なく、ゆっくりゆっくり、きちんと日本語に訳したら、それで終わりだったと思います。

今日は、そのリーディングのスピードの重要性について少しお話ししましょう!

英語のリーディングのスピード:スピードはとても大事!

英語のリーディングのスピードはとても大事です。

なぜなら、いつもゆっくりと英語を読む習慣がついていたら、いつまでもネイティヴが話す英語は聞けません。

読めない英語は、聞いても理解できない!

リーディングのスピードが遅かったら、流れてくる英語の音声の速さについて行けず、リスニングもできません!

また、TOEICの長文でもリーディングのスピードが重要になってきます。

TOEICの長文は、かなり速いスピードで読まないと時間切れになってしまいます。

いつもゆっくりとリーディングしていたら、TOEICの試験を受けた時も、最後のパート7の長文の読解問題、時間内に全て回答できないでしょう。

時間切れになってしまい高得点は取れません。

英語のリーディングのスピード:そもそもどうしてゆっくりになってしまうか?

英語の文章を読む時に、絶対に注意をしないといけない事があります。

英語のリーディングのスピードを上げるために!

★★★★★返り読みをしない事!

それは、「返り読みをしない事」です。

英語のリーディングのスピードを上げるには、返り読みをしないで、読んでいく練習をしないといけません。

どうして、日本語訳がゆっくりになっていまうかと言うと、それは間違いなく日本語独特の返り読みが原因だと思うのです。

この返り読みをする習慣をやめない限り、英語は上達しないと断言してもいいくらいです。

例えば、こんな例文!

This is a building where people live in apartments (that cost millions and millions of dollars.)

「これは、人々が何百万ドルもするアパートに住んでいる建物です。」

by VOA

赤のThis isを読んだ後、関係代名詞のthatがあるなと気付いて、後ろを見て、黄色の部分のmillions and millions of dollarsから日本語に訳してしまう。

millions and millions of dollarsまで読んでから、何百万ドルもするアパートに・・・と訳していく。

こんな読み方をしていたら、永遠に、英語は聞き取れません。

英語のリーディングのスピード:ブチ切れの日本語で理解する事

そもそも英語と日本語の語順は違います。

この返り読みの習慣は、英語と日本語は語順が違うのに、日本語の語順で英語を読んで行こうとしてしまうからです。

英語は、英語の語順で読まないといけません!

英語のリーディングやリスニング力をつけるためには、綺麗な正しい日本語にしないでいい!

 英語は、頭から順に読んで理解する事!

 英語のかたまりごとに理解していく事!

この例文だったら、

This is a building where people live in apartments that cost millions and millions of dollars.

こんな順に読んでいくのです。

  1. This is a building
  2. where people live in apartments
  3. that cost millions and millions of dollars.

日本語で理解すると?

  1. これは建物です。
  2. (どんな建物?)人がアパートに人が住んでいる(建物です。)
  3. (どんなアパート?)そのアパートは、何百万ドルもするのよ。

日本語にしたら、ブチ切れの綺麗な日本語ではないです。

でも、このブチ切れの日本語のまま理解していく事をしないと、英語を英語のまま理解していけるようにならないのです。

英語のリーディングのスピードUP:おすすめの勉強法3つ

2週間で英語の読解スピードが3倍になる本

ちょっと面白い本を見つけたので買って読んでみました。

>>2週間で英語の読解スピードが3倍になる本

速読のトレーニングブックです。

面白いな!と思ったのは、速読につながる「手の使い方」と言うのがあるのです。

ただし、一回、さっとこの本を読んだだけではダメですよ。

何回も練習しないといけません。

読解速度を、いつもiPhoneのストップウオッチで測ってみましょう!

このトレーニングの1日目でも、読解速度を測定します。

速読トレーニング第1週
1日目 現在の読解速度を測定する
2日目 読解速度を遅くしている癖を知り、直す
3日目 返し読みと逐次読みの癖を直す
4日目 視野を広げる(横方向)
5日目 視野を広げる(縦方向)
6日目 読むための環境を整える
7日目 スキミングの技術を身につける

速読トレーニング第2週
8日目 スキャニングの技術を身につける
9日目 5W1Hを活用する
10日目 明確な目標や疑問を持つ
11日目 効率的なボキャブラリーの増やし方(その1)
12日目 効率的なボキャブラリーの増やし方(その2)
13日目 学んだすべての技術を使って読解速度を3倍にする
14日目 3倍の読解速度を定着させさらに上を目指す

ほんとうに2週間でできるかどうかは別としても、何も分からずひたすらスピードを上げると言う前に、こんな速読のトレーニングブックに従ってやってみるのもいいですね。

スーパーエルマー

本屋さんにはやまほど英語関係の本が売っているし、また山ほどいろいろな教材がありますね。

英語専門家として、いろいろ興味深いものは、自分も買ってみて参考にするのですが、たいていは、「???」と、「ああ無駄だったな」後悔するものが多いです。

そんな中で、英語力をつけるためには「返り読みをしない事!」と言う私の信念にちょっと近いものが、東京SIM外語研究所のスーパーエルマーと言う教材です。

スーパーエルマーは、リスニング力をつけようと、返り読みをせず英語を前から前からグループごとに聞いて、理解していく。とそんな理論です。

でも、同じ理論ですね。

このスーパーエルマーの練習法で、リスニングの訓練をしていけば、英語のリーディングのスピードも間違いなく上がっていくでしょう。

リーディングのスピードアップができればリスニングもできるし、リスニングができれば、リーディングもできます。

相乗効果です!

でも、この教材、私もどんなか?と取り寄せましたが結構な量になります。

根性を出して根気よく勉強していく人にはとてもいい教材だと思います。

続かないと思う人には、このスーパーエルマーはちょっともったいない。

でも、10日間無料試聴申込みと言うのがあるので、まずは無料で試してみるのがいい。



「ネイティブ思考法」が養成されてTOEICリスニングが満点に スコアを見る

YouTube動画

3つ目のおすすめは、YouTube動画です。

自分のチャンネルの宣伝になるけれど、音声を聞きながら、文字を目で追って行く!

聞こえてくる音声と同じ速度で、英文を追って行く。

返り読みなんてしている間はありません!

前から前から、読んで行く。

ノーマルスピードから、1.2倍速、1.5倍速!

できたら、このスピードでばくっとでも意味を取って行く練習も兼ねてください。

この動画は、シリーズで追加していく予定です。

>>【英語のリスニング特訓】2回目(126words)ノーマルスピード1分間180語でかなり速い!オーバーラッピング&シャドーイングでリスニング耳を鍛えよう!

 

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