英語のリスニング(英語耳を特訓しよう!)
英語のリズニングはむずかしい!
もちろん、知らない英単語や知らない英語表現もあるでしょう。
でも、簡単な英語さえ、聞き取れないことありませんか?
ビートルズの歌で、「Let it be.」と言う歌は有名ですね。この歌を思い出してください。
「レット、イット、ビー」と言う発音じゃぁないですね。
「レッリッビー~♪ レッリッビー~♪レッリッビー~♪」と聞こえてきたと思います。
どうして?「t」だから「ト」じゃないの?と思った事がありませんでしたか?
そうです!
それは、英語のリズムと関係があるのです。
日本語の単語には、アクセントはなく平坦ですが、英語は、アクセントのある母音だけを強く発音します。
そして、そのほかの母音は、あいまいに弱く発音するか、省略されるのです。
強く発音するところと、弱く発音するところがあるために、単語と単語が、つながったり、弱くなったり、短くなったり、消えたり、別の音に変わったりします。
なぜなら、その方が、言いやすいからです。
単調で平坦な日本語と比べると、高低があって、強弱があって、長短があるので音楽のようですね。
それぞれの音の長さや、強弱が違うので、一定のリズムがあった方がスムーズなのです。
これが「英語のリズム」です。文字で書かれた英語の文章はわかるのに、聞き取れないのは、この「英語のリズム」があるからです。
平坦な日本語に慣れている日本人にとっては、この「英語のリズム」が、英語のリスニングを難しいものにしているのです。
でも、いくつかの代表的なパターンさえ知れば大丈夫です。英語のリスニング力UPのためにもこの英語のリズムの理屈を覚えましょう!
英語のリスニング(英語耳を特訓しよう!)
<大きく5つのグループに分かれます。>
1.CONTRACTION(短縮)…音を省略する。
2.REDUCTION(弱化)…音が弱くなる。
3.DELECTION(脱落)ELISION (消失) …音が消える。
4.LIAISON(リエゾン・連結) …音がつながる。
5.ASSIMILATION(同化)…音が変化する。
実際の英語は、一つの文章には、この5つが混合しています。
REDUCTION(弱化)があったり、LIAISON(リエゾン・連結)があって、つながったり、消えたり、それは単純でなく、混じり合っているのです。
単語と単語が、つながるから、同化と、脱落とが同時に発生したり、
音が弱くなって、変化するなどいろいろなパターンがあります。
参考書などによって、分類の仕方も違います。
よくあるパターンごとに分類しました。
たくさんの例文も用意しました。
理屈より、耳を慣らし、口の筋肉を慣らす事です!
方程式だけ覚えても、実際、耳と口を慣らさないと身につきません!
口語のパターンとしてまず理屈を知る。
そして、いくつもの文章を、実際に声に出して言ってみましょう。
代表的な「英語のリズム」のパターンを覚えて、音の変化に慣れたら、その後の発音やリスニングは飛躍的に高まります。
代表的なものをパターンで紹介します。
まだ完成していませんが、これのパターンがでてくる例文で動画も作成中です。お楽しみに!
英語のリスニング(英語耳特訓!):主語の短縮
Iwill → I’ll
◆ One Point
I will「アイ ウイル」はwillが「ル」と短くなって「アイル」となります。
◆ Explanation
この短縮形は おなじみで学校でも習いましたね。
英語では、特に口語では頻繁に短縮形が使われます。
これらの短縮形を、英語のリスニングのためにも、再度チェックしましょう。
I am →I’m
You are → You’re
He is →He's
She is → She’s
We are → We’re
They are → They’re
ここでは、完了形のhave 以外の省略形を練習します。
(完了形のhaveは、後の章でじっくり練習しますのでここではスキップします。)
英語のリスニング(英語耳特訓!):主語の短縮 ◆ words
■ 現在形の省略
I am →I'm
I am not → I'm not
You are → You're
You are not → You're not / You aren't
He is →He's
He is not →He's not /He isn’t
She is → She's
She is not →She's not / She isn't
We are → We're
We are not → We're not / We aren't
They are → They're
They are not → They're not/ They aren't
It is → It's
It is not → It's not / It isn't
there is → there 's
here is → here 's
■ 未来形
I will → I' ll 「アイオ」
I will not → I won' t
You will → You' ll
She will → She' ll
He will → He' ll
They will → They' ll
it will → it' ll
☆「I’ll 」の「L」の音ですが、単語の最後に「L」がつく場合、「L」の音が自然に、小さくなり、はっきり「ル」と聞こえません。 「L」で舌を歯茎の上にしっかり付けなくてもいいのです。 会話の中では、いちいち舌を歯茎の上に付けている間がなくなるからです。 舌を上に付けようと努力するより、「L」の発音の前に小さな「オ」を入れてから、「L」の音を気持ちだけ小さく入れるような感じです。 (例)I’ll → 「アイォ(ル)」 beautiful → 「ビユーディフォ(ル)」 |
■ 過去形
I was not → I wasn' t
You were not → You weren’t
He was not → He wasn’t
She was not → She wasn’t
We were not → We weren’t
They were not → They weren’t
It was not → It wasn’t
■ その他 助動詞
I would → I’d
You would → You’d
They would → They’d
That would → That’d
can not → can’t
could not → couldn’t
would not → wouldn’t
should not → shouldn’t
must not → mustn’t
has not → hasn’t
have not → haven’t
■疑問詞
Who is → Who 's
What is → What 's
What are → What 're
What will → What 'll
英語のリスニング(英語耳特訓!):主語の短縮 Sentences 15文章
▼I’m famished.
*「アイム」(もうお腹がぺこぺこよ!)
*hungry以外の表現も覚えましょう!
▼You’re selfish, aren’t you?
*「ユーア」(あなたは、わがままよね。そうじゃない?)
▼He’s in to tennis.
*「ヒーズ」(彼はテニスにはまっている。)
▼I’ll be there at 9:30.
*「アイオビーゼアー」(9時半に行きますね。)
▼I won't be home for dinner this evening.
*「アイウオゥン(ツ)ビー」(今晩は、食事には帰らないよ。)
*won’t の発音は、「」「オウ」で「ウオウント」です。
*want の発音と間違わないように!
▼Why don’t you go for a dinner tonight?
- 「ドーンチュー」(今夜 お食事でもいかが?)
- ドント+ユーで、ドンチューとなります。→◎後P?参考
- Why don’t you ~?は、(~をしたらどうですか?)
と、提案する時に使える便利な表現です。
▼I'd like to confirm my reservation.
*「アイドライクタ」(予約の確認をしたいです。)
*I'd like to の「to」は弱くなって「タ」となります。
▼I'd better leave here this evening.
*「アイドベラー」(今晩ここを立たなくちゃ)
*betterのtは、べラーと「r」の音に変わります。
▼I can’t believe it.
*「アイキャント」(信じられないわ。)
▼It couldn't be helped.
*「イット クドゥンツ ビー」(仕方がなかったの)
▼You mustn’t tell him.
*「ユーマスンツ テリム」(彼に言っては駄目よ。)
*tell himのhimの「h」は消えて「im」になります。→◎後の章
▼The door wouldn't open.
*「ウドゥン(ト)」(そのドアは、どうしてもあかなかった。)
▼That’d be fine.
- 「ザッ(ド)ビー」(それはいいわね。)
▼Who’ll take care of it?
- 「フーオ」(誰がそれを処理するの?)
▼When’s your birthday?
*「ウェンズ」(お誕生日はいつ?)
お疲れ様でした!