コラム

Trick or Treat!ハローウィン(Halloween)関連の英語です!

 Trick or Treat!ハローウィンの英語!

今回はハロウィン間近ということで、ちょっとホラーな表現と、アメリカの実際のハロウィン事情についてお話していきたいと思います。

 「恐ろしい、怖い」という日本語から、”scary”を思いつく人が多いと思いますが、

他にもいくつか似たような意味の英単語があります。

 特にハロウィンシーズンになるとアメリカではよくこれらの英単語をよく広告などで見かけます。

 ハローウィンの英語!:「恐ろしい、怖い」は英語で?

 “spooky”で、「お化けの出そうな、薄気味悪い。」

“creepy”で、「身の毛がよだつ、ゾクゾクする。」

“eerie”で、「不気味な、ゾッとするような。」

ハロウィンつながりで、ホラー関連の英単語も紹介していきますね。

 ハローウィンの英語!:ホラー関連の英単語

”goose bumps”で「鳥肌」

”get goose bumps”で「鳥肌が立つ」となります。

”haunted” こちらは形容詞で「幽霊がよく出る」となり、”haunted house”で「お化け屋敷、幽霊屋敷」となります。

アトラクションの名前でも、もうお馴染みのフレーズですね。

 そして、「お化け」というと”ghost”が一般的ですが、他にも”apparition”「幽霊」という英単語もあります。

ちなみにこちらは、英検1級の単語帳に出てくる単語になります。

また"evil spirit”で「悪霊」となります。

 その悪霊などに取りつかれている状態の事を英語では、”possessed” 「(悪霊などに)憑りつかれた [形容詞]」で表します。

“He is possessed by an evil spirit.” 「彼は悪霊に憑りつかれている。」となります。

 「悪霊を追い払う」は、”exorcize an evil spirit”となります。

この”exorcize” どこかで似たような響きの言葉を耳にした事がありませんか?

そうです!有名なホラー映画の「エクソシスト」はこの、”exorcize”から派生した、

”exorcist” 「悪魔祓いの祈祷師」からきています。

 ハローウィンの英語!:不吉な13!

 そして、この「エクソシスト」と並ぶぐらい、代表的なホラー映画といえば、

13日の金曜日」ですね。英語で、”Friday the 13th” となります。

ホッケーマスクを被った殺人鬼ジェイソンが執拗に追いかけてくる"creepy”な映画です。

 ところで、アメリカでは”13”という数字が不吉(unlucky)とされていますが、何故この特定の数字が不吉とされるようになったか、理由をご存じですか?

 諸説あるようですが、一般的な理由は宗教的なもので、最後の晩餐でキリストを裏切ったユダが13番目の席についていた事から、この”13”という特定の数字が不吉とみなされるようになったそうです。

 実際、アメリカで私が滞在したどのホテルにも13号室は存在しませんでした。

 このキリストを裏切ったユダですが、彼がキリストを裏切った話はよく知られていますが、彼がその後どうなったかはあまり知られていません。

しかし、聖書には彼の最期がこう書かれています。

 “With the payment he received for wickedness, Judas bought a field; there he fell headlong, his body burst open and all his intestines spilled out.”

「ユダは彼の邪悪な行いによって得たお金で土地を買った、そこで彼は頭から落ち(罪悪感にさいなまれて首を吊ったのです。)、彼の体は破裂し、破裂した体から全ての腸が溢れ出た。」

 ※”wickedness”「邪悪」、”headlong”「まっさかさまに、頭から」、”burst”「破裂する、爆発する」、”intestines”「腸」、”spill”「溢れ出る」

 すごい壮絶な死に方ですよね、そんじょそこらのホラー映画よりゾッとします。

 ハローウィンの英語!:アメリカのハロウィン事情

次はちょっと、気分を変えて(ちょっとグロテスクなお話をしたので・・・)、

アメリカ駐在中に私が経験した、アメリカのハロウィン事情をお話ししたいと思います。

 アメリカでは、ドラマなどで見かけるように、子供達が仮装をして各家を

”Trick or Treat?”と言いながら、実際に訪ね歩きます。

 玄関の周りをハロウィングッズで飾っているお宅は訪ねてもOK,そうでない家はスルーという、ちょっとした暗黙のルールがありました。

 また留守のお宅でも”pick 1!” 1つだけ取ってね。」と書いた張り紙を貼って、玄関前にお菓子を入れた箱を置いているお宅も多くありました。

 すごく凝っているお家もあって、玄関前で子供たちの為に、家族総出でミニゲームをやらせてくれるお家もありました。

 大きなショッピングモールでは各店でお菓子を配っていました。これは、最近日本でもよく見かける光景ですよね。

 私の友人は、高級住宅街に行くと、1つの家でもらえるお菓子の数は少ないけど、1つのお菓子の単価が高いと言っていました 笑。

GODIVAを配っていたお家があったそうです・・・。

 ハローウィンの英語!:Trunk or Treat?

 の住んでいた地域には、小さい教会から大きな教会まで数多くあったのですが、いくつかの教会で、“Trunk or Treat”というイベントを行っていました。

 “Trunk or Treat”というのは、教会の駐車場を会場にして、車一台、一台を家に見たて、トランクを開いて、ハロウィングッズで飾り、来場者は、この飾られたトランク(車)を回ってお菓子をもらっていきます。

 私はこの”Trunk or Treat”で、お菓子を配る側で参加したこともあるのですが、トランクの飾りつけも楽しかったし、子供たちもすごく喜んでいました。

 ちなみに、この時に配るお菓子は、自腹で用意したものと、教会側で事前に寄付(donation)で集めたお菓子を分けてもらい、それを配ります。

 日本では、なかなか、家々を訪ね歩くというのは、防犯面、プライバシーの面からみても定着しづらいと思いますが、この”Trunk or Treat”は日本でもどこか大きな団体が企画したら、普及するんじゃないかなぁ、と思っています。

 ハローウィンの英語!:楽しいYouTube動画!英語の勉強になるよ!

 そして、このハロウィンの後、私が楽しみにしている番組があります。

それは・・・”Jimmy Kimmel Live” です。

 毎年、この番組内で司会者が、YouTube Challengeと称して、アメリカ国内の親たちに、「ハロウィンのお菓子全部食べちゃった」と言った時の子供の反応を撮影して投稿するように呼びかけるんです。

 その実際の投稿動画が、子供達にはちょっとかわいそうなんですが、本当に可愛くて面白いんです。

 これまでの投稿動画もYouTubeでまだ見られるので

“YouTube Challenge- I told my kids I ate all their Halloween Candy”で検索してみて下さい。

 笑って、癒されて、勉強の疲れが吹っ飛ぶこと間違いなしです!

Cathy
私も、この動画見ましたよ!可愛い!!

アメリカの子供たちの英語、発音がよさすぎ(笑)

子供の英語聞いていたら、単語をぶち切りで発音してしまう日本人と対象的で、単語と単語を全部続けて言ってますね。

Alain
最後に、ぼく=アランの仮装姿をお見せしましょう!

Cathy
この衣装、アメリカから日本にわざわざ持ってきたんだよね。
Alain
Yes! だってぼくのような4Lサイズの衣装って日本には売ってないからね!

 

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