「TOEICの勉強をこれから始めます」
「TOEICの勉強って、まず何から始めたらいいの?」
「どんな対策をしたり勉強法がいいのか分かりません」
この記事では、上記のような悩みを解決します。
TOEICでは最初のステップが重要です。
最初に誤った方向に進んでしまうと、どれだけ努力しても、その努力がスコアにうまく反映されなくなります。
TOEICは、がむしゃらに勉強したところで高得点が得られる試験ではないのです。
今回の記事では、TOEIC初心者がまず初めにやるべき対策に加えて、勉強法を解説しますので、最後までお見逃しなく!
TOEIC初心者の勉強法|最初にやるべき対策
初めてTOEICに挑戦する方は、「何から始めれば良いのだろう?」と思うことでしょう。
ここでは、TOEIC初心者がまず初めにやるべき対策として、優先的に取り組むべき対策を3つご紹介します。
これらを理解しておくことで、TOEICでの成果を上げるまでの道のりが大きく変わるはずですよ。
TOEIC対策①:まずは「TOEIC」について知っておこう!
英語に関する試験は、TOEIC以外にも英検やTOEFLなどさまざまあり、試験によって内容や特徴が異なります。
TOEICを受験する際には、「TOEICの傾向や特徴」について理解しておくことが必要です。
「TOEIC」とは、主に日常英語とビジネス英語の能力を評価するための試験になります。
リスニング100問・リーディング100問の計200問からなり、
解答にかかる総時間はリスニングが45分、リーディングが75分で、合計で120分です。
リスニングはパート1〜4、リーディングはパート5〜7に分かれ、全体で7つのパートがあります。
リスニング495点とリーディング495点で合わせて満点の990点となります。
TOEICでは、下記のように各パートごとに異なる問題形式があります。
- パート1:写真描写問題
- パート2:応答問題
- パート3:会話問題
- パート4:説明文問題
- パート5:短文穴埋め問題
- パート6:長文穴埋め問題
- パート7:長文問題
TOEIC対策②:事前に自分の英語レベルを把握しておく
TOEIC対策をする前に、まずは事前に自分の英語レベルを確認する必要があります。
なぜなら、自分の英語レベルによって目標スコアや対策が異なってくるからです。
例えば、英語初心者がいきなりTOEIC800点を目指すのはまず無理な話しですよね。
逆に、英語上級者がTOEIC初心者向けの問題を解いても、あまり意味がありません。
このような無駄な勉強や時間を避けるためにも、まずは自分の英語レベルを正確に把握することが重要となるのです。
以下は、英語レベルのチェックにおすすめのアプリ・ツールです。
ポイント
- オンラインTOEIC®模試 e-test
- TOEIC® L&R TEST 弱点診断
- Santaアルク オンラインレベルテスト
TOEIC公式のサンプル問題集のレベルが、
- 全く分からない=英語初心者(600点を目指そう)
- 半分くらいなら解ける=英語中級者(700点を目指そう)
- ほとんど解ける=英語上級者(800点を目指そう)
まずはサンプル問題を解いてみて、「全く解けない=英語初心者」と感じても、問題ありません。
なぜなら、現在の英語レベルを把握できれば、そこから対策できるからです。
TOEIC対策③:目標スコア(点数)を決める
自身の英語レベルをチェックし終わったら、その結果を踏まえて目標スコアを設定しましょう。
ゴールを明確にしておけば、勉強のモチベーションも維持しやすくなるからです。
TOEIC受験の目的が明確な方は、その目的を達成できるようなスコアを目標にすると良いでしょう。
TOEICの目標
- 大学受験に備えて英語のスキルを向上させたいから
- 企業の入社条件にTOEICが求められるから
- 外資系企業に挑戦してみたいから
- 活躍の場を国外にも広げていきたいから etc…
一方で、「特に明確な目標がない」「何点を取れば評価されるのかわからない」と思っている方には、まず「500~600点」を目指すことをおすすめします。なぜなら、多くの企業が求人などに記載する平均的なTOEICスコアが600点前後だからです。
最初からハイスコアを目指しても、思うように伸びず、それにより挫折してしまう可能性もあります。
TOEIC初心者におすすめの勉強法
TOEIC初心者は、正しい方法で勉強することが重要です。
勉強を無計画に始めるのではなく、まずは正しいTOEICの勉強法を知りましょう。
TOEIC勉強法①:まずは単語をマスターする
TOEIC初心者がまず最初に取り組むべき内容は、まず単語の学習です。
むしろ「単語」さえおさえておけばいい!と言っても過言ではありません。
単語を理解しておけば、問題の大まかな内容を把握できるからです。
TOEICはマーク式の選択問題なので、大まかな内容が分かっていれば大幅に正答率が向上します。
TOEICの多くの問題が4択形式ですが、単語を理解すればほとんどの問題が少なくとも2択までに絞り込むことが可能です。
さらに、TOEICには頻出する単語があるため、初心者でも短期間で効果的に学習できます。
学習の優先順位は下記の通りです。
メモ
- 単語
- 文法
- 実践問題
最初に単語を徹底的に学習し、まずは脱!初心者を目指しましょう。
文法は文章の細かい意味(時制など)を理解する際に役立ちますが、単語を学ぶ方が優先です。
TOEIC勉強法②:ネイティブの会話をマネする
TOEICの「パート3」は会話問題になるので、多くの初心者が苦手と感じるかもしれません。
複数人による会話を聞き取らなくてはいけないのが、パート3の難しい点でしょう。
会話を聴き取れるようになるには、リスニング力向上はもちろん、事前に問題用紙の設問と解答を確認しておくことも重要です。
指示や問題は放送中に注意深く確認し、普段からネイティブの会話を真似ることでリスニング力アップを目指しましょう。
TOEICを初めて受験する方は、公式問題集のパート3の音声をまねすることから始めてみることをおすすめします。
TOEIC勉強法③:公式問題集をひたすら解く
試験前は、TOEICの公式問題集をとにかくひたすら解くようにしましょう。
この公式問題集は、本番のTOEIC試験と同じ難易度の問題が含まれているので、自分の実力を評価するのに最適です。
公式問題集と同程度の問題が実際の試験でも出題されるため、一度解くだけでなく、解説を読みながら理解を深めることをおすすめします。
TOEIC勉強法④:実際に時間を制限して問題を解く
最後に「リーディングの問題は1問30秒で解く」、というように本番のように実際に時間を制限して解いてみましょう。
TOEICはとにかく問題数が多い試験のため、「時間が足りなくて最後まで解答できなかった」という状況になりかねません。
リスニングは45分で100問、リーディングは75分で100問なので、問題を早く解く癖をつけておきましょう。
なおリーディングでは、「難しい問題は飛ばして、簡単な問題から解答する」という方法もおすすめです。
まとめ TOEIC初心者におすすめの勉強法&やるべき対策
今回の記事では、悩めるTOEIC初心者におすすめの勉強法&やるべき対策について解説しました。
TOEIC初心者は、計画的にTOEIC学習を進めることが重要です。
適切でより効率的な学習方法を取り入れれば、数ヶ月後には同じ時期にTOEIC学習を始めた他の人と比べても、大きく差がひらくでしょう。
TOEIC学習を始める際は、まず単語から始め、そしてレベルチェックもしてみてください。
最短距離でTOEICスコアを向上させたい方には、「スタディサプリTOEIC」の活用も検討してみてくださいね!
このアプリを実際に使った感想です!
読んでね。
この記事チェック!
-
TOEICの勉強はアプリだけで可能?おすすめアプリは?
できるだけ短期間でTOEICスコアをアップさせたいけれど、スクールに通ったり参考書でコツコツ勉強する時間はない…。 そんな方々から人気を集めているのがTOEICのアプリ教材です。 しかし、 と半信半疑 ...
続きを見る
この記事チェック!
-
スタディサプリTOEICのメリット・デメリットと勉強法
私は、長年、小学生から大人まで英語を教えています。 高校生の大学受験指導もしています。 大学受験業界で、超有名なのは「関先生!」 私は、関先生の大ファンで、何冊も関先生の教材を持っている ...
続きを見る