【英語スピーキング】No.14( 意外に言えない英語!)
先日、ちょっとした日本人とアメリカ人との集まりの時に、こんなことがありました。
某超難関大学に受かった大学生に、あるアメリカ人が「Turn on the light.」と彼に声かけた時、大学生は、「・・・・・」。
turn on が聞き取れず、また意味も分からなかったのです。
大学受験の試験問題見せてもらったことあるけど、まあその長文ときたらほんと難しい。
こんなのよく読めるもんだと感心していました。
でも、よくよく考えたら、今は、四六時中アメリカ人のアランと一緒にいる私だけど・・・そう言えば・・。
昔の私もその大学生と同じ状態でした。
もう何年も前のことになるけれど、社会人になった私、その時も英語は勉強中でむずかしい単語を覚えないといけないと、ちょっとやっきになっていました。
でも、ある日、ネイティブがよく使う日常会話のフレーズ集を見てびっくりしたのです。
なぜなら、簡単な日常会話の英語フレーズ、知らないものだらけだったのです。
たぶん、本場アメリカでなら、幼稚園の子供でも言えるような簡単なフレーズさえ、何年も英語を勉強してきた私は言えなかったのです。
その例をあげたらやまほどあるけれど、その中で意外に言えなかったのが今日の6つです。
その後、いろいろな英語学習者に会ったけれど、意外や意外。
この6つがあやふやな方多い。私だけじゃなかったんだ!
こう言う英語って、習っただろうけれど、学校のテスト勉強では必須ではないし、実際の英語を使う機会ないので頭の中からすっぽり抜けてしまっているのです。
・・・と言うことで、今、私の英語の小学生や中学生の生徒たちには、この6つは必ず教えています。
では、この6つの例文を並べるので、これらもは動画で練習して覚えてね。
動画で、オーバーラッピングするのが一番 頭に入りやすいから。
では、6つを見ていきましょう!
【英語スピーキング】No.14( 意外に言えない英語!)6つ!
着る・・・put on
脱ぐ・・・take off
つける・・・turn on
消す・・・turn off
乗る・・・get in get on
降りる・・get out of get off
【英語スピーキング】No.14( 意外に言えない英語!)着ると脱ぐ!
イメージは絵でつかむのがいいよ。
着る・・・put on
脱ぐ・・・take off
ジャケットやコートなどの衣服だけじゃなく、靴も、めがね、帽子にも使うのです。
寒い!エアコンつけましょう!
It’s cold outside.
Put on your coat, please!
よく見えないわ。めがねをかけなくっちゃ。
I can’t see well.
I have to put on my glasses.
*めがめにもput on を使うよ!
私は靴をぬぐわ!
I'll take off my shoes.
あなたは帽子を脱ぐのを忘れてるわよ。
You forgot to take off your cap.
【英語スピーキング】No.14( 意外に言えない英語!)つけると消す!
つける・・・turn on
消す・・・turn off
どうしてturnなのか?
turnって回すって動詞。
今は、エアコンもTVもリモコンでピーってつける。
でもきっと大昔は、大きな丸いスイッチで、それを右に回したらオンで、左に回すたらオフとかだったに違いない。
その想像の大きな丸いスイッチの絵を、ホワイトボードに書いたら、子供たちは「ああなるほどね。」と、「turn on / turn off」の単語を一回で覚えてしまいます。
寒い!エアコンつけるわ!
It’s cold!
I’ll turn on the AC.
今朝、コンピューターをつけた。
I turned on the computer this morning.
明かりを消してもらえますか?
Can you turn off the lights, please?
宿題しなさい!ママがテレビを消した。
Do your homework!
Mom turned off the TV.
【英語スピーキング】No.14( 意外に言えない英語!)乗ると降りる!: 前置詞のイメージをつかもう!
乗る・・・get in get on
降りる・・get out of get off
こう言う英語は、ぜったいにinやonなどの前置詞のイメージで覚えるべきだと思います。
そうでないと、永遠に何百通り、何千通りの英語の熟語を覚えないといけないから。
またいつか、前置詞について解説しようと思うけれど、今回は、最低「in」と「on」と「off」のイメージをつかんでほしい。
イメージつかまないで丸暗記しても、時間が経つとどうせ忘れます!
まずは、「乗る」から行きましょう。
inのイメージは、こんな感じ!
inのイメージ 「容器の中のイメージ」
そしてonのイメージはこんな感じ
onのイメージ 「上に乗ってるイメージ」
onは、「接触」なので上だけじゃなくて、何かが壁に引っ付いてても天井に引っ付いてても「on」
乗る・・・get in タクシー、車
乗る・・・get on バス、電車
次は、out of と offのイメージ!
out ofのイメージ
out ofのイメージ 「出て行くイメージ」
offのイメージ
offのイメージ 「離れるイメージ」
降りる・・・get out of タクシー、車
降りる・・・get off バス、電車
では、乗ると降りるの例文を見てみましょう!
【英語スピーキング】No.14( 意外に言えない英語!)乗ると降りる!の例文
やっとタクシーが来て乗った。
Finally, the taxi came and I got in.
get in ですね!
ちなみに、文頭に今回のfinallyのような副詞がくる時は、「,=カンマ」を入れるのは基本です。
でも、最近、この副詞の後のカンマ、入れられないことも多いです。
バスに乗りましょう!
Let’s get on this bus.
get on ですね。
車から降りて!急いでよ!
Get out of the car!
Hurry up!
out of は、容器から出ていくイメージだからまさにタクシーから降りるは、get out ofだね。
次の駅で降ります!
I’ll get off at the next station.
offは離れるイメージ。
電車の床に接触していた足を床から離すイメージ想像しよう!
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