やり直し英語|英語を話すためにはこれが必須!
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なぜ英語が話せないか?の3つの理由で私たちが英語を話せないのは、そもそも英語を話す練習をしていない!って事を少しお話しました。
今回はこの事をもう少し詳しくお話して、そしてじゃあどうしたらいいのか?って事についてももう少し踏み込んでお話したいと思います。
そもそも、英語が話せるようになるには、いったい何時間かかるのでしょうか?
やり直し英語|英語ペラペラには何時間必要?
外国語を習得するのに、何時間かかるか?なんて誰も計算したことなんかないと思っていたら、ところがどっこい!
アメリカ国務省(U.S. Department of State)の中の、外交官養成局(Foreign Service Institute/FSI)って部門が、研究してそれを公表しているのです。
これは面白い!
それもその研究対象の外国語はなんと67ケ国にも及んでるのです。
外交官って、世界中に行って仕事をするのだから世界中の国の外国語を研究しているって事ですね。
その結果、日本人が英語を習得するには、約3,000時間必要とそなんな数字が公表されていました。
そして、中学・高校で学校の授業や最低の予習時間を入れると約1,000時間くらいはもう勉強していると。
つまり、3000時間ー1,000時間=2000時間。
2000時間勉強すれば、英語がペラペラになるの?
NO! NO! です!
中学・高校で1000時間とか英語を勉強してきたと言っても、それは、ゆっくりカタカナ英語で英文を読んで日本語に訳してきただけの勉強ではなかったですか?
What time is it ? と聞かれて答えた?
What did you do yesterday?と聞かれて答えた?
英語で聞かれて、英語で答えると言うことって1回の英語の授業中に、何分あった?
ほとんどなかったはずです。
私の記憶では、英語は受験勉強のための英語だったので、英語を話すって時間はゼロに近かった。
仮に、少しあったとしても知れている範囲。
つまり、3000時間ーゼロ=残3000時間。
・・・って事は、大人になってから英語を話せるようになるには、3000時間もかかる??
やり直し英語|英会話スクールに通うのは?
では、英会話スクールを探して通ったらどうなる?
一緒に計算してみましょう!
仮に週1回60分=1時間の英会話スクールのレッスンに通ったら?
1時間*4回*12ケ月=48時間です。
3000時間 ÷ 48時間=62年!
やり直し英語を30才から始めたら92才!
週に1回1時間だけでも英語を習わないよりそりゃ習った方がいい。
でも、週1回英会話スクールに通うだけじゃ100%無理って事!
ここでたいていの方は挫折します。
やり直し英語|英語難民だらけ!
いくらすばらしい英会話スクールに通ってもすばらしい英語講師に出会っても、多少、英語を習得するのに手助けはしてくれるでしょうが、上の計算の62年を半分にはしてくれません。
仮に、半分にちぢめてくれたっとしても31年!
そんなに時間をかけれますか?
私は、自分がいっこうに英語がしゃべれないのは、英会話スクールのせいだ!教材のせいだ!英語の先生のせいだと思い数ケ所の英会話スクールを転々としました。
でも、「英語が話せる!」と夢を抱いて英会話スクールに入学しても、数年もせずにギブアップ。
これを書いている私も典型的なそのパターンでした。
涙マークばっかり!
こうやってみんな過去の私のような英語難民になっていくのです。
日本中、見渡せば、英語難民だらけじゃありませんか?
やり直し英語|2つのアドバイス
ここまで読んだらもうやり直し英語なんて無理だわと弱気になったかもしれません。
でもあきらめたらそれで終わり!です。
ちょっと私のお話をしましょう!
典型的な英語難民だった私。
ある時、英語のスペシャリストに出会いました。
このスペシャリストに出会わなければ、私はまだ英語難民のままだったか、もう英語が話せるようになるのが夢のまま、夢やぶれていたと思う・・。
この英語スペシャリストは帰国子女でもなく、海外留学の経験もない純ジャパ。
なのに英語がペラペラ!だったのです。
すごい!どうやって英語を勉強したの?と聞くといろいろ教えてくれました。
細かくは覚えていませんが、大きなポイントは2つ!
この2つのポイントって、当時の私は理解できていなかったので衝撃を受けました。
あたり前だと言えば、あたり前のことですが、分かっていなかったのです。
その後、英語をやってきて今、英語の講師をしている私が、過去の私のように英語のやり直しをしている人たちにもこの2つは声を大にして言いたい!
アドバイスは2つ
英語はスポーツや楽器と同じ!
人は教えてくれない!自分がやるしかない!
やり直し英語|英語はスポーツや楽器と同じ!
英語の習得はスポーツや楽器の習得と同じだと思います。
これはどう言うことか?お話しましょうね。
分かりやすく例を出してみるので、その選手のことを想像してみて下さい!
例)
野球のイチロー
テニスの錦織
イチローや錦織選手、週に1回だけすばらしい野球教室やテニス教室に通っていて、すばらしいコーチに出会った。
週に1回だけ、1時間を受けてあせだらけでくたくたになるまで特訓を受ける。
それであんなプロ選手になれましたか?
楽器も同じです。
ピアニストやバイオリニスト
週に1時間だけ練習してすばらしい演奏ができるようになりますか?
これと同じです。
スポーツ選手も、ミージシャンも毎日何時と練習!練習を繰り返してから、試合に出れるようになったり楽器で演奏できたりするようになったはず。
週に1回60分だけの練習では絶対にできなかったはず。
高校時代バトミントン部だった私、毎日毎日、ラケット持って手にできたマメが潰れて出血するまで素振りを繰り返してました。
体育館では、毎日フットワークの練習ばかり。
でも不思議!不思議。
じっさいコートに入って試合をする時、こうラケットを振ろう!足を後ろに3歩ステップしよう!なんて頭で考えない。
考える前に、手が!足が!勝手に動いていた!
英語もそれと同じ!!
Howで聞かれたから、そして過去のことだけらこの単語を使おう!なんて頭で考えている暇はない!
考えたら、日本語ができるようになっている私たち。
日本語の会話の最中に、文法とか考えてから話しますか?
言葉を話すってそう言う事!
頭の中で考える前に、口から言葉が出て行く!
そのためには、英語を話す練習を毎日のようにしないと、永遠に英語が話せるようにはならないのです。
私たち日本人が、英語がはなせない!と言う理由は、学生時代からそして今にいたるまで、圧倒的に練習量が足らないのです。
やり直し英語|英語は自分がやるしかない!
そもそも、高いお月謝払っているんだから、英会話スクールがなんとか英語を話せるようにしてくれるんだと、そう思ってませんか?
それが大きな間違いなのです。
それから、野球のバッティングフォームや、テニスのストローク。
いくらコーチが良くったって、結局、それぞれのスポーツ選手たちは、自分自身の身体で覚えさせないかぎりは上手くなれないですよね。
ピアノやヴァイオリン、ギターなどの楽器だってそう。
理論や理屈じゃない。
他力本願はもうやめましょう!
一人一人のミュージシャンが、それぞれの身体に覚え込ませなければできません。
英語もおんなじ。
学校でいくら英語を習っても、英会話教室で英会話習っても、それらを自分の脳にたたきこんで自分自身の口や舌が勝手に動くように身体全体に覚え込まさないかぎり英語ははなせません。
まして英語の教材を買っただけでは英語は500%話せるようにはなりません!
つまりは、英語が話せるようになるには、自分がやるしかないのです。
自分がやるしかない!なんて、簡単な事だけど、私も、長い間、この事が分かっていかなったのです。
英会話教室に行ったら、そこがしてくれる。
英語の教材見つけたら、教材が教えてくれる・・ではないのです。
自分自身がしないかぎり、いくら教室がすごくっても、先生も教材もすばらしくても意味がないのです。
やり直し英語|具体的にはどのくらい練習したらいいの?
英語がスポーツや楽器と同じで練習が必要な事!
そして他人まかせでなく、自分がやるしかない!って事、は分かっていただけたと思います。
具体的に、どのくらい英語の練習をしたらいいのでしょうか?
英語が話せるようになるのに3000時間かかると、冒頭でお話しましたが、この時間は、もちろん人によって違う。
要領いい人。飲み込みの良い人。なんでも遅い人などなど。
英語の習得の早い人、遅い人など千差万別でしょう。
でも、これだけは言えるって事は、短時間ではできないって事。
3000時間とは言わなくてもある程度の時間はかかるのです。
と言うか、アメリカ国務省の、外交官養成局が研究した結果とかそんなものもう忘れてしまいましょう!
いつの研究か知りませんが、今の世の中、恵まれていて、便利なものいっぱいあるのでそれらを上手く利用しながら、自分のペースでやって行きましょう!
じゃあ、いったいどのくらいしたらいいのでしょうか?
ここで私は言います!
毎日、1時間です!
それを3年は続けて下さい!・・・と言いたいけれど、
ますは1年続けて下さい!
ポイント
毎日1時間をまずは1年続けよう!
もし忙しくて1日1時間も取れません!と言う方は、平日30分、土日の週末だけ2時間するとか臨機応変に。
でも一番大事なことは、毎日!って事なのです。
やり直し英語|細切れ時間を積み重ねよう!
でも、毎日、1時間の練習が良いことは分かってもできるか不安になってきましたか?
1時間と言っても集中して1時間英語を勉強しろって言う訳ではありません。
安心してください。
細切れの時間の総合計が1日1時間と思ってください。
具体的に例にしてみます。
ある1日の英語の練習!
1、朝の通勤電車で、10分英語の音声を聞く。
2、電車の中で、中学英語の本を10分読む。
3、帰りの電車で、10分音声を聞く
4、夕食後15分 音読とシャドーイングをする。
5、寝る前に15分、スピーキング練習をする
とこんな風に、すきま時間にちょこちょこと英語の練習をするのです。
家事をするのであれば。その時は耳にイヤフォンをつけているとか。
ポイント
英語が話せるようになるためにはスマホとイヤフォンは必須!
スーパーでお買い物をする間も、イヤフォン!です。
あとは、この細切れ時間の合間に、英語を話す時間を入れていくことです。