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英語で転職!TOEIC760点は就活でアピールできる?

Lina
今日のトッピックは、私、リナがお話しましょう。

・・・と言いますのは、実は、今の仕事を辞めて転職したいと考えているのです。

私の唯一の自慢できるものは”英語!”

私のように、採用時にTOEICを重視する企業が増える中、就活でTOEICを活かそうと考える方は多いでしょう。

多くの企業が基準としているラインは700~750点と言われています。

そのため「760点なら就活で有利になる?」と思う方もいるでしょう。

この記事では、TOEIC760点は就活でアピールできる点数なのか、さらに760点を目指す勉強法についてもお伝えしていきます。

就活でTOEICを活かしたい方は、ぜひ参考にしてください。

TOEIC760点は就活でアピールできる!

 就活においてTOEICは大きな強みになります。

しかし低い点数の場合は、英語力がないと見なされてしまうので要注意。

アピールするつもりがマイナス評価になってしまうのは避けたいですよね。

760点で就活に挑む・もしくは就活のために760点を目指して勉強する場合は、どのような評価を受ける点数なのか、しっかり把握しておくことが大事です。

結論から申し上げますと、TOEIC760点は就活でアピールできるスコアと言えます。

ただし、高い英語力を求める外資系企業の場合には、スコア不足と評価される可能性もありますので注意が必要です。

まずは、スコア別の企業評価の目安を把握しておくと良いでしょう。

・600点以下

英検3級~準2級レベル。

500点~595点は、中学英語の基礎は身に着いているレベルです。

履歴書に書くことはできますが、英語スキルとして評価されることは少ないです。

それどころか、仕事で英語を必要とする企業の場合は、マイナス評価に繋がってしまう可能性もあります。

ただし、「今は600点以下ですが、〇〇点を目指し勉強中です」と学ぶ意欲があることをアピールすることはできるでしょう。

・600点以上

英検準2級~2級レベル。

十分な基礎力があり、日常会話ができるレベルです。

最近のTOEIC公開テストの学生の平均点は600点以下です。2022年の平均は581点でした。

600点以上であれば、平均より上のスコアということになりますので、履歴書に記載し、英語スキルをアピールすることができるでしょう。

「TOEIC600点」を採用基準の1つにしている企業も多いです。

ただし英語を使った業務を行う外資系企業の場合は、英語力不足と判断されるケースが多いでしょう。

・700点以上

英検2級~準1級レベル。

日常会話だけでなくビジネスシーンで英語を使えるレベルです。

一般企業では英語スキルを持つ人材として評価されるでしょう。

ただし業務で英語を必要とする外資系企業の場合は、700点以上は最低レベルです。

ミーティングやプレゼンでは苦戦する場合もあるでしょう。

外資系企業でアピールするためには750点以上が必要になると言えます。

・750点以上

英検2級~準1級レベル。

ビジネスレベルとして評価されるスコアが、750点以上です。

英語を使った業務をスムーズに遂行できるレベルとされています。

就活中の学生で750点以上の人はあまり多くありませんので、応募者が多い場合でも差をつけやすくなるでしょう。

ただし外資系企業の中には750点だと基準に達していないと見なされるケースもあります。

外資系企業を目指してTOEIC勉強する際には、760点以上を目標したいですね。

760点のスコアであれば、一般企業、外資系企業の多くで十分アピールができるでしょう。

ただし、さらにハイレベルな英語力を求める外資系企業の場合は800点を最低ラインにしているケースもあります。

その場合は800点以上を目指す必要がありますのでご注意ください。

・800点以上

英検準1級レベル。

高度な英語力を持つレベルで、幅広いビジネスシーンに対応できるでしょう。

英語でやり取りできるだけでなく、ネイティブの人との打ち合わせ、ディスカッション、プレゼンなども可能なレベルと言えます。

800点以上になれば、海外出張、海外赴任を視野に入れた就活も可能になるでしょう。

・900点以上

英検1級レベル。

ネイティブの人との高度なディスカッションや、自分の専門分野の専門書を読解することもできるレベルです。

TOEICは990点が満点ですので、900点以上のスコアであれば、どんな企業でも非常に高い評価を得られるでしょう。

海外出張、海外赴任を任されるレベルと言えます。

 

ここまで、就活においてTOEIC760点の評価レベルを知るために、600点~900点のスコア別のレベルの違いを見てきました。

TOEIC760点についてまとめると以下になります。

・外資系企業は700~750点が最低レベルの場合が多いため760点だとアピールしやすい

・就活中の学生で750点以上の人はあまり多くないため差をつけやすい

・高い英語力を求めて800点を最低ラインにしている外資系企業もあるため760点ではスコア不足の場合もある

このような事を把握した上で、目指す企業に対して760点が十分か不十分なのか考えてみてください。

次の章では、その参考にしていただくために、TOEIC760点でアピールできる企業をご紹介したいと思います。

TOEIC760点が就活でアピールできる企業は?

 

TOEIC760点の場合、具体的にどのような企業の就活に有利なのでしょうか。

アピールできる企業について見ていきたいと思います。

《700点~800点以上が求められる企業》

日系大手企業

グローバル事業を行っている日系大手企業の場合は、TOEIC700点以上を基準にしているケースが目立ちます。

760点以上であれば、英語の業務が発生する配属先にも対応できるため、就活でアピールすることができるでしょう。

具体的な企業の一例はこちらです。

ソフトバンク:730点以上

武田製薬:730点以上

日産自動車(一般職):750点以上

外資系メーカー企業

営業やマーケティング部などであれば700点以上、管理職や技術職になると800点以上というケースが一般的です。

外資系ホテル企業

フロント業務などの場合は600点以上、マネジメント職や管理職は700〜800点以上のケースが多いです。

外資系航空会社

キャビンアテンダントは600〜700点以上、マネジメント職や管理職は700〜800点以上のケースが多いです。

外資系企業の具体的な例はこちらです。

フィン・エアー:730点以上

アマゾンウェブサービス:750点以上

スイス・インターナショナル・エアラインズ:750点以上

グラクソ・スミスクライン:750点以上

また、外資系企業の中でも、以下のような企業は800点~900点以上が求められます。

・外資系コンサルティング企業

・外資系金融企業

・外資系IT企業

現在TOEIC760点で、このような企業への就職を目指す場合は、さらに40点~140点のスコアアップが必要になることも覚えておきましょう。

就活でTOEIC760点を目指す勉強法

 

ここまでTOEICスコア760点は、就活においてどのような評価を受けることができるのか見てきました。

幅広い企業で英語力をアピールできること、ライバルに差をつけられることがおわかりいただけたと思います。

それでは、これから760点を目指す場合にはどのような勉強をすれば良いのでしょうか。

ここからは、TOEICスコア760点を目指す勉強法について解説していきましょう。

ポイントは以下になります。

①学習スケジュールを立てる

②毎日学習する

③TOEICに特化した対策をする

④リスニング力を鍛える

⑤TOEICアプリを活用する

それでは1つずつご説明していきましょう。

①学習スケジュールを立てる

就活のためのTOEIC対策する場合、勉強や仕事が忙しい中で英語学習することになるでしょう。

限られた時間の中で効率よく勉強することが大事です。

そのためには、まず学習スケジュールを立てることが大切。

TOEICのスコアを100点上げるためには、約200〜300時間の勉強時間が必要とされています。

現在の点数と760点の差、試験日までの日数を考えて、1日の勉強時間を考えましょう。

たとえば、現在660点で3ヶ月後に試験を受ける場合は、1日2時間程度の勉強時間の確保が必要になります。

1日に必要な勉強時間を設定してから取り組むとスムーズです。

②毎日学習する

学習スケジュールを立てたら、それに従って毎日学習することが大事です。

就活中に勉強する場合は特に、まとまった時間の確保が難しいでしょう。

時間がある時にまとめて勉強するのではなく、毎日同じペースでコツコツ勉強するほうが、確実にスコアアップを目指せるはずです。

忙しい場合は、すきま時間を有効活用しましょう。

③TOEICに特化した対策をする

ある程度英語が得意な方であれば、特別な対策をしなくても600~650点くらいは取れるでしょう。

しかし760点を取るためには、TOEICのための勉強が必要です。

頻出単語を重点的に暗記する、出題傾向を把握して苦手分野があれば克服するなどの対策をすることで、スコアアップに繋げることができます。

TOEIC用の参考書や単語帳を使い、効率的な学習を進めましょう。

模擬試験問題集で実践練習することも大事です。

④リスニング力を鍛える

TOEICはリーディングとリスニングが半分ずつ出題されますが、リーディングに偏った学習をしてしまう方は多いでしょう。

しかしリーディング問題の難易度のほうが高いことが多いため、760点以上を目指すなら、リスニング問題で400点以上を目指したほうが賢明です。

ただ英語を聞き流すだけのリスニング学習ではなく、聞いた英語を書き取る「ディクテーション」などの実践的な学習をしてリスニング力を鍛えましょう。

「読める英語」から「聞き取れる英語」を増やしていくことが大事です。

⑤TOEICアプリを活用する

最後にご紹介する対策法は、TOEIC対策アプリでの勉強法です。

特におすすめは「スタディサプリENGLISH TOEIC」。

ここまでお伝えした「毎日勉強する」「TOEICに特化した対策をする」「リスニング力を鍛える」を丸ごと叶えてくれる優れものアプリです。

学習内容や時間がアプリ内で記録されるので、毎日サボらず続けられるでしょう。

TOEICの傾向やテクニックを習得できる動画講義や、ディクテーションなど充実したリスニング学習コンテンツもあります。

スマホがあればいつでもどこでも勉強できるので、忙しい方の強い味方になってくれるでしょう。

英語で転職!TOEIC760点は就活でアピールできる?

 

今回は就活においてTOEIC760点はアピールできるスコアなのか解説してきました。

多くの企業において760点以上のTOEICスコアは十分なアピール材料になるでしょう。

他の応募者と差をつけるためにも有効な武器になると言えます。

ただし760点は簡単に取れる点数ではありません。

760点以上を目指す方はアプリなどを上手く活用して効率的に学習することをおすすめします。

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