英語が通じない!アメリカでのエピソード
そう聞くと、学生時代から英語が得意で元々特別な才能の持ち主?と思われるでしょう。・
でも、今でこそ英語専門家のSophieでもダメだった頃があったのです。
今日は、あえてそんなダメだった頃のお話をしてもらいましょう!
恥を忍んお話ししていこうと思います 笑。
アメリカ駐在を始めたころの私のダメっぷりについてです!
英検1級、TOEIC980取得と聞くと、
元から英語が得意だったんじゃないの~?
と思われる方がやはり多くいるんじゃないかと思います。
以前の記事にもある通り、
私のやり直し英語のきっかけは、主人のアメリカ駐在。
しかし、渡米してすぐにやり直し英語を始めたわけではないんです。
英語が通じない!アメリカでのエピソード:甘く見過ぎてた。
私の場合、主人が3か月ほど先に、アメリカに現地入りして、
住む家や、クレジットカードの手続きも、
全て私達が現地入りするまでに済ませてくれていたので、
いきなり、アメリカ生活でトラブル発生!!
というような事はありませんでした。
なので、
「結構、英語できなくても大丈夫じゃん!」
と少し、甘く考え始めていました・・・。
(どちらかというと、英語のことより、
車の運転の方が怖かったのです・・・)
が、しかし、
まさかのファーストフード店での注文で
最初の洗礼を受けます。
英語が通じない!アメリカでのエピソード:ハンバーガーが注文できない!
ハンバーガーをセットで買いたくて、
何度も”set”というのですが、
店員は、「ハ??」という表情をするだけで
全然わかってもらえない・・・。
言えば、言うほど、
店員の表情はどんどん不機嫌に・・・。
(アメリカでは特にファストフード店など
チップの発生しないお店の店員の態度はめっちゃ無愛想です。)
そして、結局全く通じないので、
諦めてハンバーガ-だけを買って帰りました。
(ちなみにフライドポテトは英語で”french fries”になります。)
実はアメリカではセットメニューの事を
たいていのお店では”meal”と言うんです。
(お店によっては”combo"と言う所もあります。)
てっきり、”set"という言葉自体が
日本でよく使用されているために、
アメリカでもセットメニューを、
“set”と言うと思い込んでいたんです。
先にアメリカに来ていた主人も、
同じ経験を、渡米初日で経験し、
「俺、無理かも・・・・」
と思ったらしいです。
(だったら、教えておいてくれたらいいのに!!
と思うのは私だけでしょうか?)
英語が通じない!アメリカでのエピソード:英語に囲まれても話せるようにならない!
その後、やっぱり英語は勉強しておいた方が
いいかも、と思い始め・・・
(しかし、まだ英語圏に住んで、
英語に囲まれていれば、自然と話せると思っていました。)
普段からテレビはつけっ放し、
そしてパソコンのメインページも
英語のニュースが表示されるように変更してみました。
しかし、その時はTOEICの勉強を始める前で、
圧倒的にボキャブラリーが少なく、
ニュースのページを開いたところで
さっぱり意味が分かりませんでした。
英語が通じない!アメリカでのエピソード:化粧品を注文!
そんな中、たまたまポップアップ広告で
アンチエイジング美容液の商品広告が目に飛び込んできたんです。
女性にとって、スキンケアは欠かせないもの。
知らない単語が多くありましたが、
一緒に掲載されているビフォア&アフターの写真から
どんな効果をうたっているかはわかりました。
これを使えば、シワが消えて、肌の張りが復活する。
多分、そういうことを伝えたいんだな~と。
そして次に私の目に止まったのが・・・
“Free Sample”
なんと、現品がサンプルとして
無料で送られてくるというではありませんか!!
アメリカって国土も広いから、
ビジネスの面でも心が広いんだな~
と勝手に解釈し、
深く考えずに、そのサンプルの申し込みをしてしまったのです・・・。
1週間程で現品サンプルが送られてきました。
英語が通じない!アメリカでのエピソード:継続止めなければ!
そして早速、使用してみる私・・・。
使い心地は悪くない。
けれど、敏感肌の私には合わなかったらしく、
吹き出物が・・・。
「まあ、サンプルだし、いっか~。」
と気楽に考えていたら、
また一か月後に同じ商品が送られてきたんです!
「えっ、どういうこと!?」
と、慌てて、サンプル注文後に送られてきたメールを、
電子辞書を片手に読み返します。
そのメールには、
最初の一個は無料だけれど、
二本目からは有料で、
電話で断らないと、ずっと送り続けてくる、
という内容が書かれていました。
それも1個、日本円にして約1万円!!
肌に合わない化粧品に
お金なんてこれっぽっちも払いたくない!!
でもキャンセルは電話のみって書いてある・・。
どうしよう!英語なんてまともに喋れないのに。
と半ばパニックになりました。
でもこのままアクションを起こさなければ
毎月、肌に合わない化粧品にお金を払い続ける事になる。
そんなのは絶対嫌だ!!と思って、
勇気を振り絞って、電話をかけてみる事にしたんです。
いろいろ、キャンセル理由を聞かれたらどうしよう・・・
と不安がよぎりましたが、
とりあえず、メールに記載してあった電話番号に電話してみました。
すると、男性のオペレーターに繋がり、
“Can I help you ?” と聞いてきたので、
”I don't want your product any more.”
と、その時の自分の英語力で思いついたフレーズを
恐る恐る口にしました。
すると、”OK”と返答があり、
名前、住所、電話番号、注文番号を聞かれ、
思ったよりあっさり事が進んでいきました。
英語が通じない!アメリカでのエピソード:○○○○ numberって何?
でも、ホッとしていたところ、
いきなり、
”Your ○○○○ number is ×××××.”
と言われます。
この”○○○○ number”の意味がさっぱり分からず、
何度も”What is ○○○○ number ?”
と聞くのですが、
返ってくるのは
”○○○○ number”とだけ。
(声のトーンからして相手がイラついているのが凄くわかりました)
結局、オペレーターの方から
一方的に電話を切られてしまいました。
”○○○○ number”の意味が分からずじまいで
商品がまた送られてきたらどうしようと
しばらく戦々恐々としていましたが、
この電話でのやり取り以来、
商品も送られてくることもなく、
念のため、クレジットカードの請求もチェックしましたが
この化粧品会社のからの引き落としもありませんでした。
(良かった~)
その後、英語の勉強に本気で取り組もうと
TOEICの勉強を始めてから、
この時の、”○○○○ number”が
何を言っていたかが分かったんです。
あの時のオペレーターの男性は
”cancellation number” と言っていたんです。
ある程度、英語を勉強していたなら、
“cancel”という英単語から連想して
“cancellation”という単語を
電話の目的や、やり取りから推測できたかもしれませんが、
英語の基本が何一つ出来ていなかった、
その時の私は全く思いつきもしませんでした。
英語が通じない!アメリカでのエピソード:英語を継続しよう!
こんな、ファストフード店でまともに注文も出来ない、
”cancellation number”も聞き取れなった私が、
35歳でやり直し英語を始めて、ここまでこれたんです。
本気で勉強して、継続さえすれば
いつから英語の勉強を始めようと、英語は話せるようになります!!
今さら・・・などと思わず、
少しでも英語に興味があるなら、
是非、英語の勉強を始めてみて下さい。
きっと、あなたの世界が広がるはずです!!
by Sophie