目次
めぐみ、英語が急に必要に!


「え?私が英語でメールを書かないといけないの?」
私は、めぐみ。52歳です。
外資系企業に勤めてはいますが、英語なんて誰かがやってくれるものだと思っていました。
それなのに、急に上司から言われたその一言に、頭の中が真っ白になりました。
子育てを終えて、やっと自分の時間ができたと思った矢先。
まさかこんな形で、英語が目の前に立ちはだかるなんて。
自分でもびっくりしました。
近所のカフェでサチと偶然の再会
そんなとき、久しぶりに近所のカフェでばったり会ったのがサチでした。
サチは、昔からの知り合い。
アメリカ人のご主人と結婚していて、長年英会話教室を経営している人です。
話しているうちに、私は思わず打ち明けてしまいました。
「実は、急に英語を使わないといけなくなって…。」
サチは、優しく笑いながらこう言いました。



英語なんて怖がらなくて大丈夫よ。大事なのは「中学英語からやり直すこと」と「発音をしっかり直すこと」なの。焦らずやっていけばいいからね。
サチから励まされて、少しだけ肩の力が抜けました。
東京への引っ越し
その後、主人の転勤で東京に引っ越しました。
サチとは離れてしまいましたが、LINEや電話でよく話しています。
「また実家に帰ったら会おうね」って、サチはいつも言ってくれます。
離れていても、私にとって心の支えになっています。
やり直し英語を決意
「もう52歳だし無理かな…」って、何度もくじけそうになりました。
でも、サチの言葉を思い出すと、もう少しだけ頑張ってみようと思えます。
やるなら、ちゃんとやりたい。
中途半端にしないで、しっかりとやり直したい。
そんな気持ちが、少しずつ湧いてきました。
これからの挑戦へ
🌟 キャシーさんとサチさんの笑顔に背中を押されながら、めぐみさは小さな一歩を踏み出しました。
「50代からでも大丈夫。もう一度始めよう、英語の物語を。」