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英語が話せない!!ショック!
もうずいぶん前の事ですが、私は、社会人になって初めて海外に行きました。
その時、訪れた海外でいざ、英語を話してみよう!
・・・とするもショック!ショック!
外国人を前にして、英語が一言も出てこなかったのです!
中学、高校、大学と10年以上も学校で英語を勉強してきたはず・・・なのに。
簡単な英語を言ってみようとしても、
「ええっと、あああ・・・ううう・・・」
英語が口からでてこない!出てきたのは唸り声だけ。
全然、話せない!Why?なんで??
今まで日本にいて、英語を話す機会は全くと言っていいほどなかったので、気づかなかったけれど、私の英語を話す力はゼロだったのです。
そんな自分に唖然としたのでした。
英語が話せない人だらけ!
かなりショックを受けて帰国したのですが、こんな体験、実は、私だけじゃない!
日本で、中学、高校、大学と。英語を長い年数かけて勉強したのに、英語が全然話せないと言う人たち。
改めて見渡して見ると世の中には山ほどいるのです!
これって正直言って、日本の英語教育、大きな問題だと思う。
英語の授業ってほとんど毎日あったとのでは?
なのに、どうして、10年間も英語勉強してきたのに、簡単な英語さえ口から出てこない?
この日から、ずっとずっと考え続けました!
ネットで「なぜ、英語が話せない!」と検索してみると、いろいろな意見が満載。
おお!みんな同じなんだ。
10年も勉強してきたのに、英語が話せない日本人が多いことに驚いてしまいます。
なぜ英語が話せないのか?3つの原因
英語が話せない理由は、文法ばかり習う、長文を日本語訳するだけなどなどいくつも原因が考えられるけれど、、、
これが決定的だと私が思う最大の原因を3つ。
まとめてみました。
『なぜ英語が話せないか?』の原因
発音を習っていない。
中学英語を自分のものにできていない。
英語を話す練習をしていない。
なぜ英語が話せない?: 発音を習っていない
英語が話せない?原因に発音?って思うかもしれません。
しかし、英語をマスターするための最初の1歩は、絶対に発音なのです。
何も今からネイティブのような発音をしよう!って言うのではありません。
反対に、ネイティブのような発音をするのは、純ジャパであれば、もう無理に近いので、それはキッパリあきらめる!
じゃあ、どうして発音なのか?
英語を話すって事は、一方的に、英語でスピーチをするのではありません。
『英語が話せると言う事』
1、英語を聞き取れる
2、英語で受け答えができる
英語を話すって事は、相手があって、相手の言う英語を聞き取れて、それに英語で受け答えするって事。
英語は日本語と違って音でできている言語。
その音が聞こえないと英語は永遠に聞き取れません。
また、口から出す英語も、正しい音でないといくら英語のセンテンスを覚えてそれを言っても、相手には通じません。
まずは、英語の発音の基本として、フォニックスを学びましょう。
そして、フォニックスを学んだら、英語の音のつながりを勉強しましょう。
これらの発音の勉強の仕方については、また別に詳しくお話しますね。
この発音も、ネイティブと同じような発音をするのが目的でないので、半年もすれば、ある程度はマスターできます。
なぜ英語が話せない?: 中学英語を自分のものにできていない
次に、中学英語を自分のものにできていないって?これはどう言う事か?
これは過去の私にも当てはまります。
中学英語なんて、中学生の英語だから、社会人になって英語をやり直しするなら、TOEICだとか、英検準2級、英検2級を!!と。
中学英語さえ使えないのに、それをスキップして、難しい英単語を覚えようとしたり、英語の長文を理解しようとしたり。
いくら難しい単語を知っていても、長い英文をゆっくり読めても、それで英語が話せるか?と言うと決してそうではない。
皆、経験あると思うけれど、どんなに難しい英語を勉強した人だって、口から出てくる英語は、中学英語のレベル。
いえ、中学英語のレベル でさえ、しどろもどろ・・・!
中学英語を、知っていたとしても、それを使いこなせるほどに理解できていないから、英語が話せない!
例えば、日本語で「見る」って言おうとした時、
「see」なの?「look」なの?「watch」なのか?少し曖昧だと使えない。
また、「go to school」なの?「school」に「the」ってつけた方がいいの?
「in the morning」なの「in this morning」なの?と、英語の文章を読むだけの時は、日本語訳は、簡単にできてもそれを実際に使ってみようとした時に、使うと言うレベル になっていないので、パッと英語がでてこない。
とにかく、私たち日本人は、学校の授業で、中学英語を知識として知って日本語訳をしてきただけで、使えるレベル の勉強をしていないのです。
だから、英語を話すためには、今までしてきたことの逆の発想をして、中学英語を使うと言うレベル までやり直す事が大事なのです。
なぜ英語が話せない?: 英語を話す練習をしていない
なぜ英語が話せない?この原因の3つ目は、『英語を話す練習をしていない』と言う事実!
どう言う事かと言うと、私たちみんな、長い年月、学校で英語を勉強してきたけれど、
英語を話す練習をしていない事なのです!
よ〜く思い出してほしい。
私たち、中学時代、高校時代、英語の授業の中で、何か英語で質問されて英語で答える!って練習=つまり英語を話す練習ってしたのでしょうか?
今の若い人たちが中学、高校でどんな授業をしているのか?私は知らないです。
でも、少なくとも、私の時代(数十年前)の学校の英語の授業の中で、私が英語で話したことって・・・?
1時間60分の授業の中で、1分もない!ゼロ分だ!
でも、100歩譲って、1時間の英語の授業の中で5センテンスくらい英語を話したとしましょう。
5センテンスの英語を言う時間は?スラスラ言えなくても3分くらいでしょう。
まあいい!多くみて3分あったとして計算してみましょう。
そうしたら、こんな計算式になります。
【学校で英語を話す練習をした時間】
1年間 → 3分×25日=75分
1年 → 75分 × 12ケ月=900分
10年間 → 900分 × 12ケ月=9000分
9000分=150時間!
10年間で合計150時間
10年間の学生生活で、英語を話す練習をしたのは、150時間!
でも、実際の記憶では、毎日5センテンスなんて英語を話した記憶はない!!
英文を日本語訳して、文法の説明聞くばかりで英語を話す練習なんてゼロだった!
それに、この計算では、春休みも夏休み冬休みも入れていません。
だから、実際は、10年で150時間以下!
ちなみに、英語が話せるようになるには、最低でも1000時間とか3000時間とか言われています。
それなのに、150時間以下?!!
もう、これで日本人の多くが英語が話せない理由が分かったと思う。
私が、海外行って英語が話せなかったのは、英語を話す練習時間が全然足りていないからなのです。
(ああ、私の頭が悪かったのじゃなかった。・・良かった。)
どうしたら英語が話せるようになるか?
初めての海外旅行で全然英語が話せなくて味わった屈辱の日から英語に目覚めた私。
そんな私が、今は、英語講師をして、小学生・中学生・高校生に英語を教えています。
ネイティブの外国人に会っても、物怖じせず英語で会話ができます。
でも、今にいたるまで、あれやこれや、ああやこうやと、それこそ恥かしいくらい遠回りしてきたのです。
私の本棚に並んでいる英語関係の本が遠回りの証拠でしょう。
TOEICの本、単語の本、高校文法の本、長文読解の本 などなど。
恥ずかしいくらいたくさんの英語関係の本を買って、本棚の飾りになっています。
でもこんなにたくさん英語関係の本があるにもかかわらず、私は、一向に英語が話せるようにはならなかったのです。
じゃあ、そんな私が、今、英語を話せるようになっているのは?
私が、いったいどうやって英語が話せるようになったのか?
その答えは3つです。
なぜ英語が話せない?3つの原因
この3つの原因を、解決したからです。
もう一度、この3つを見て下さい!
『なぜ英語が話せないか?』の原因
発音を習っていない。
中学英語を自分のものにできていない。
英語を話す練習をしていない。
この3つの原因をそのまま解決するのです!
【どうしたら英語が話せるようになるか?】
発音の基礎を学ぶ。
中学英語を自分のものにする。
スポーツのように英語を話す特訓をする。
英語を話せるようになりたい!と言う方は、
英語を勉強するにあたって、今まで過去に学校で勉強してきたような勉強方法を、頭から忘れさってほしい。
そしてこの3つを実行してほしい。
具体的に、どうやったらいいのか?
この3つについては、これから時間をかけてお話していきたいと思います。
とにかく、英語が話せるようにこれから一歩一歩進んでいきましょうね!