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なぜTOEICのスコアの目標は「850点」?

Lina
Hello! リナです!

就活で日系グローバル企業や外資系企業を目指すためにTOEICスコアを伸ばしたい!!

、、、と 最近ずっと考えています。

TOEICのスコアの目標は「850点」!!

850点のスコアがあれば、どんな可能性があるのでしょうか?

この記事では、就活でTOEICスコア850点を目指す方に向けて、

「850点ならどのような企業にアピールできるか」

「850点を取るための学習ポイント」

などをお伝えしていきます。

TOEICスコア850点は就活でどのように活かせるのか知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

TOEIC850点は就活で大きな強みになる

 就活においてTOEIC850点は大きな強みになります。

しかし、どの程度有利になるものなのかイメージしにくい方もいると思います。

TOEIC850点を目指す前に、まずはスコア別のレベルを把握しておくと良いでしょう。

TOEIC 700点以上

日常会話はもちろん、ビジネスの場で英語を使えるレベルのスコアです。

一般企業では英語スキルを持つ人材として評価されますが、外資系企業では「700点以上」は最低ラインと言えます。

日系企業でも700点以上を採用基準にしているケースが見られます。

700点以上が採用基準になっている企業を抜粋しましたのでご覧ください。

・NTT東日本:700点以上

・ファーストリテイリング:700点以上

・旭化成:700点以上

・三菱電機:700点以上

・ヤマト運輸:700点以上

・ソフトバンク:730点以上

・武田薬品:730点以上

・ブリジストン:730点以上

TOEIC 800点以上

英検準1級レベル。

高度な英語力を持ち、幅広いビジネスシーンに対応できるレベルです。

ネイティブの人との打ち合わせやディスカッションなど複雑な会話ができるようになります。

850点になるとさらにレベルが上がり、海外赴任や海外出張にも対応できるでしょう。

ハイレベルな交渉なども任せられるレベルと言えます。

800点以上が採用基準になっている企業を抜粋しましたのでご覧ください。

住友不動産:800点以上

楽天株式会社:800点以上

KDDI:800点以上

大阪ガス株式会社:800点以上

また、新卒採用の場合はTOEICスコアを「目安」としている企業も、転職の場合は「必須」になることがあります。

グローバル企業の転職の場合は、すぐ現場で活躍できる即戦力として採用するため、800点~850点のケースが見られます。

TOEIC 900点以上

英検1級レベル。

900点以上のスコアであれば、ネイティブとのビジネス交渉、商談などほとんどのビジネスシーンで活躍できるでしょう。

海外出張、海外赴任もぐんと有利になります。

900点以上を採用基準にしている企業は少ないですが、即戦力として活躍してほしい場合には、900点以上が必須になる傾向にあります。

このように就活においてのTOEICスコアは「700点以上」が最低ラインです。

「800点以上」になるとやっと、多くの外資系企業でアピールできるようになります。

さらに「850点以上」になると、ハイレベルな英語力を求める外資系企業でもアピールできるレベルになるでしょう。

「900点以上」ほどのインパクトはありませんが、「850点以上」は、就活で十分な強みになると言えますね。

TOEIC850点が就活でアピールできる企業は?

 

次にTOEIC850点は具体的にどんな企業の就活で有利なのか見ていきたいと思います。

日系大手企業と外資系企業に分けて見ていきましょう。

《800~850点以上が求められる企業》

・日系大手企業

日系大手企業の多くは、TOEIC700~800点を採用基準としています。

そのような企業の就活においては、850点取っていれば、英語力を大いにアピールできるでしょう。

英語が必須の配属先にも対応できるため、即戦力として高く評価されるかもしれません。

また、850点以上を採用スコアとしている日系企業もあります。

具体的な企業の一例はこちらです。

・NTTコミュニケーションズ(採用基準):850点以上

・住友不動産(採用基準):800点以上

・野村不動産(採用基準):800点以上

・大阪ガス(交際会計):800点以上

一般企業を目指す就活生の中でTOEICスコアが850点の人はかなり少ないため、就活を有利に進めることができるでしょう。

外資系企業

外資系企業の場合は、当然日系企業より高い英語力が求められます。

職種によっては700点以上を採用スコアとしている場合ありますが、800点以上が求められる場合のほうが多いでしょう。

以下のような企業は職種によって、採用スコアが異なるケースが見られます。

外資系メーカー企業

営業職などは700点以上、管理職や技術職になると800点以上。

外資系ホテル企業

フロント業務などは600点以上、マネジメント職や管理職は700〜800点以上。

外資系航空会社

キャビンアテンダントは600〜700点以上、マネジメント職や管理職は700〜800点以上。

一方、以下のような企業の場合は、職種に関係なく800~900点以上が採用スコアになるケースが多いです。

・外資系コンサルティング企業

・外資系金融企業

・外資系IT企業

800点以上を採用スコアとしている具体的な企業の一例はこちらです。

・ゴールドマンサックス:850点以上

・ユニリーバ・ジャパン:800点以上

・韓国LG:800点以上

・韓国ヒュンダイ:800点以上

このようなレベルの企業を目指す場合には、850点を最低ラインと考えたほうが良いでしょう。

また、外資系コンサルティング企業、金融企業の場合、採用基準にTOEICが含まれていない場合でも、850点以上の英語力は最低条件という企業がほとんどです。

850点に達していない方の場合は、就活前にスコアアップをする必要がありますね。

TOEIC850点の平均年収は855万円

ここまでTOEIC850点のレベルやアピールできる企業について見てきました。

850点までスコアを伸ばすことができれば、就活における可能性は大きく広がることがおわかりいただけたと思います。

さらにTOEIC850点レベルになると、年収もぐんとアップする可能性が高いです。

日本経済新聞の「日経転職版」が調査した大卒年収調査2022によると、TOEIC 850点の平均年収は855万円という結果が出ています。

以下がTOEICのスコア別の大卒者の年収の平均です。

499点以下:703.3万円

500~599点:734.4万円

600~699点:750.8万円

700~799点:805.4万円

800~899点:855.1万円

900~990点:903.7万円

499点以下の方と800点以上の方を比べると約150万円もの差が付いていることがわかります。

TOEICの850点は簡単に取れるスコアではありません。

しかし頑張ったぶんだけの結果は十分期待できるでしょう。

次の章では、具体的な勉強法をご紹介したいと思います。

就活でTOEIC850点を目指す勉強法

TOEIC850点は、就活において非常に有利になること、職種や企業の選択肢を広げることができ、将来の年収アップにも繋がることがおわかりいただけたと思います。

それでは、これから850点を目指す場合にはどのような勉強をすれば良いのでしょうか。

ここからは、就活でTOEICスコア850点を目指す勉強法を解説してきます。

TOEIC勉強法:①勉強時間を設定する

TOEICは990満点ですので、850点以上取るためには、9割正解を目指す必要があります。

すでに800点以上のスコアを取っている方の場合は、あと少しの勉強で良いですが、それ以外の方は、かなりの勉強時間が必要になるでしょう。

まずは850点を目指すために必要な勉強時間の設定から始めると良いでしょう。

TOEICの勉強時間は、オックスフォード大学出版局が提示している目安があります。

それによると、100点アップさせるために必要な勉強時間は200~300時間。

ハイスコアになるにつれて、必要とされる勉強時間は長くなります。

例えば、現在550点の人の場合、650点、750点、850点を目指す場合の勉強時間は以下です。

・550点→650点(+100点):225時間

・550点→750点(+200点):450時間

・550点→850点(+300点):725時間

このような目安を参考にして、勉強時間を設定しましょう。

例えば550点の方が850点を目指す場合、725時間が必要です。

1年後に試験を受ける場合は1日2時間程度の勉強が目安になりますね。

半年、数ヶ月で試験を受けなければならない場合は、1日数時間の勉強が必要になります。

このようにして、1日に勉強すべき時間をきっちり決めておきましょう。

TOEIC勉強法:②毎日持続して学習する

TOEIC850点を目指すためには、膨大な勉強時間が必要になります。

それをやり遂げるためには、毎日コツコツ持続して学習することが大事です。

1日勉強を休んでしまうと、翌日に2倍の勉強をしなければならなくなり、どんどん負担が増えてしまいます。

また、人の脳は1度学習したことを翌日には74%忘れてしまうと言われています。

そのため、毎日英語に触れて、記憶を脳に定着させることが大事です。

学習の記録をカレンダーに記入する、アプリで管理するなどの工夫をして、毎日欠かさず勉強することを心掛けましょう。

TOEIC勉強法:③頻出単語を重点的に覚える

TOEIC対策で覚える単語の数は膨大ですので、効率よく勉強する必要があります。

頻出単語を集めた単語帳を用意して、徹底的に覚え込むことが大事です。

TOEIC頻出単語帳はレベル別になっているものが多いので、850点に対応したものを使いましょう。

単語学習はちょっとしたすきま時間にもできるところが魅力です。

単語帳を持ち歩き、時間を有効活用しましょう。

TOEIC勉強法:④シャドーイングでリスニング力を鍛える

TOEICで850点のハイスコアを目指すためには、リスニング力を鍛えることが大事です。

ただ英語を聞き流すだけの勉強では十分な効果は期待できないでしょう。

おすすめしたい方法は、英語を聞きながら真似て発音する「シャドーイング」です。

聞こえてくる英語を一言一句リピートしなければならないため、しっかり聞き取る訓練ができます。

聞く(インプット)と発音する(アウトプット)を同時に行うため、効率よく記憶を定着させることができるでしょう。

シャドーイングは英語脳を作るのに効果的とも言われていますので、ぜひ取り入れてみてください。

TOEIC勉強法:⑤苦手分野をなくす

苦手分野があると、正解率9割以上を目指すことが難しくなります。

問題集を解いてみて、苦手な部分があれば徹底的に克服しておきましょう。

ただし問題集を選ぶ時には、難易度が高いものを選ぶことが大事です。

その中で苦手分野がないようにしておけば、より万全の状態にすることができます。

リーディング、リスニングともに、どの分野が出ても満点に近い点数が取れるレベルまでにしておきましょう。

TOEIC勉強法:⑥TOEIC対策アプリを活用する

TOEIC対策をする際には、参考書、問題集、単語帳などの教材を使うことになります。

しかし850点という高得点を目指すためには、さらに効果的な教材を使うと良いでしょう。

スマホ1台でTOEIC対策ができるアプリです。

最近は様々な種類のものがありますが、特に人気が高いアプリは「スタディサプリENGLISH TOEIC」です。

・目標860点レベルの単語・熟語を繰り返し勉強できる

・20回分相当の演習問題が繰り返し学習できる

・AIによる出題最適化で苦手分野を克服できる

・カリスマ講師・関先生の要点をまとめた講義が受けられる

このように、850点を目指す方にメリットが多いアプリとなっています。

毎日の勉強内容や時間が記録されるため、モチベーションを維持にも便利です。

スマホがあればいつでも気軽に勉強できるので、就活で忙しい方におすすめです。

なぜTOEICのスコアの目標は「850点」?

 

今回は就活においてTOEIC850点はどの程度アピールできるスコアなのか解説してきました。

多くの企業において強みとなることは間違いありません。

将来の選択肢を大きく広げることができるでしょう。

ただし850点というハイスコアは簡単に取れるものではありません。

効率的な勉強法やアプリなどを上手く活用して賢く勉強を進めましょう。

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