★英語の学習法 ☆英語のリスニング

【英語のリスニングのこつ】初心者の方は、「多聴」より「清聴」をじっくりしよう!

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【英語のリスニングのこつ】:聞き流すだけは?

英語初心者の方は、英語を聞き流すだけで英語のリスニングの力はつきません!

英語力上級の方は、英語をBGMで音楽を聴くように聞き流して、たくさんの英語を聞くことでどんどん力はついていきます。

たくさん聴くこと=多聴で、自然に英語もマスターできるようになっていきます。

(たくさん読むことを多読というのでたくさん聴くことを多聴と呼ばれています。)

このレベルまで来ると、あまりしんどい思いせずに、どんどん英語を多聴を楽しんで、聞く英語の量に比例して、どんどん英語力はついていきます。

理想ですね。

でも、英語初心者は、無理!

英語初心者の方は、残念ながら、ひたすら英語を聴き流しても、英語はマスターできません。

音楽を浴びるように英語を聴いても、「何を言っているか?」の意味が理解できなければ英語もただのBGMに過ぎません。

聞き流すだけで、英語が理解できるようになるには、ある程度、その時点での英語を聴く英語力が必要なのです。

ではどうしたらいいのでしょうか?

英語を聴けるようになるためには、『リスニング』の特訓が必要です。

スポーツで言うと、トレーニングです。

スポーツでの特訓をするように、同じ英文を何度も何度も繰り返し聴くと言うトレーニングをしなければいけません。

英語の音を音として聴くだけでなく、聴いて理解できるようになるには、さらに繰り返し聴くことが必要になってきます。

いきなり、試合には出られません。

【英語のリスニングのこつ】:多聴とは?清聴とは?

たくさん聴くことを「多聴」と呼ばれています。

それに対して、何度も繰り返し聴く事は「精聴」と呼ばれています。

この「精聴」が『リスニング』の初歩の段階では大事なのです。

英語初心者の方は、まだ聞こえる耳ができていないので、ただわからない英語を流しておいてもあまり意味がないです。

ただわからない英語は、雑音です。

初心者は繰り返しが大事!

繰り返しのトレーニングを繰り返し繰り返し行って、そしてそれに慣れてきたところで量を多くしていくというのが鉄則です。

スポーツでも、テニスの素振りやトレーニングせずに、いきなり試合ばかりをたくさんしても基礎ができていないので、絶対にテニスは上手くなりません。

短い英文さえ聴いて理解できないのに、沢山、聴こうとしてむ無理です。

闇雲に「多聴」の量にチャレンジしても、それはまったく時間の無駄になってしまいます。

BGMの音楽を聴いているのと同じになってしまうだけです。

英語の初心者の方は、 「精読」を繰り返しましょう!

英語の音は、一度聞こえるようになるとそのあとずっと聞こえるようになるので、そうなってから後は数をこなすのです。

【英語のリスニングのこつ】:レベル別 多聴と清聴のバランス

【英語のリスニングのこつ】英語の初心者

つまり、初心者はまず精読

精読100%です。

英文を、1文、1文聞いていくこと。

1文聴きとるのに、10分かかってもとにかく聴く。

1文、聴き取れなければ、意味のまとまりで切って、短いパーツを完全に聴きとる!

始めは、英文見ずに。

何度も聴いても聴き取れなければ、そこで文字を見る。

一回聴き取れてしまえば、あとで、どうしてここが聴きとれなかったんだろう?と不思議に思います。

そうやって、聴き取れるものを増やしていく。

ipadなどのアプリでも、リピートできるアプリがいくつもあります。

それらをダウンロードして、使うといいです。

とにかく、根気のいる事ですが、くじずやってみる事。

この初心者の壁をまずやぶる事を目標に!

【英語のリスニングのこつ】英語の中級者

英語の中級者の方も、まだまだ多聴は待ってね!

中級者の方は、精読と多読をミックスです。

清聴だけだと、英語の量が少ないし、多聴だけだど、まだまだ聴き取れる英語の音のストックが足りません。

音声も、清聴の音声と、多聴の音声を分けて用意したらいいでしょう。

ある時は、じっくり清聴に取り組み、電車の中とかで少しリラックスしたい時は、多聴用の音声を用意してそれを聞くのがよいでしょう。

VOAなんか、ぴったりです。

【英語のリスニングのこつ】英語の上級者

上級者は、多聴でひたすら聞く!

たくさんの英語の量によって数多くの単語や表現にも出会えます。

ニュースを聴いて、オーディオブックで小説も聴けるのです。

英語がどんどん楽しくなります。

机に向かってお勉強と言うのではなくても、通勤時間や、家事をしていながら小説を楽しめるなんて最高ではないでしょうか?

また多聴で、英語に力が飛躍的についてくるので、ネイティブと会っても英語が自然に出てくるし、英語の読み物も、聴けるのでスラスラ読めます!

英語学習者の最終目的は、多聴までのレベルにいくことです。

【英語のリスニングのこつ】聴くと聞くの漢字の違い

最後に、余談。

日本語の聴くと聞くの漢字の違いって、難しい!

上記の記事を書くのにも、聴くを使うか?聞くを使うか?迷いました!(笑)

「聞く」・・・“hear”のように鳥の声が聞こえるのように自然と耳に入ってくる

「聴く」・・・“listen”のように耳を傾けて意志を持って聴く

この違いです。

でも、英語のリスニングの話をする時、私は、聞くの漢字使う事多いです。

 

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